2005.4.4
エジプトから帰ってもう一週間ほど経ってしまいました
書きたいことはいろいろあるのだけれどもまとまりません!
面白かったことなど折々は写真まじえてまた後日アップしようと思うので
ここでは今回の”修行”旅で非常に心に残ったことを
今回自分にとっての初エジプトで、
幸運なことに2人の先生に習うことができたのですが
最初の先生ハイサム氏はタブラプレイヤーではなく
オペラハウスの楽団などで活躍されるレク奏者でした
2人目の先生ハニはまた、タブラ専門のプレイヤーではなく、ありとあらゆる
ハンドドラムをこなすマルチパーカッショニスト
アラビックからラテン、インドまで!
実は正直タブラ専門家にタブラを習いたいという気持ちがあったのですが
奇しくもむしろそういう状況のおかげで、「エジプトのリズム」の
根っこを知るというような形になりました
そして2人の先生に共通して言われたことは
「タブラは技を見せるものではなくて楽団の中でリズムをキープすること」
(ただそれはタブラならではの技術は当たり前という前提の話でしょう)
そしてハニの言った忘れられない言葉が
「街にいるだれからでも、子供からでも、学べることがある」
そして
「ミュージシャンは、ありとあらゆる芸術を知らなければならない」
「グッドミュージシャンはグッドパーソンである」
確かに私の好きなミュージシャンは皆謙虚でありアーティストです
そしてやっぱりとても良い人たち・・・
エジプトでリズムの魂に(少しでも)触れたとともに
音楽家としてのあり方をリセットされるという、有意義な旅になりました

2005.3.3
昨日3/2はかねてから楽しみにしていた企画!
大阪でバルカンフレーバー溢れるブラス主体のバンドFreylekh Jamboreeを率いる
クラリネットの瀬戸信行さんをお迎えして「トルコ民謡、ジプシー音楽を演奏する」ライブでした
今回はサズといえばFUJIさん、vln及川景子嬢 そして数年来の友達でアラブ系とは
全く無縁ながらも音楽センスを大信頼してるベースの内田典文氏 というメンバー
そこに瀬戸さんをお迎えして ベリーダンサーKAZUMI嬢に花を添えてもらいました
クラリネットは言うまでもなく、トルコのジプシー音楽では花形の存在
そして念願叶って 瀬戸さんとの初めての本格的共演です
瀬戸さんとは まだ私ひよっこパーカッショニストだったころに
自分の当時たちあげていたサイトを通して知り合い、もうかれこれ4,5年?にはなるのですが
当時のサイトはどちらかというと「バルカン・ロマ音楽マニア」的なサイトで
まだまだ自分はアマチュア 「いつか共演したいな」と密かな夢はありつつも
まず自分の実力、経歴、そして地理的問題もあり 長年胸にしまう望みでした
しかしながら昨年ウード奏者佐藤圭一さんのお仕事で
及川嬢、ダンサーのKAZUMI ISIS KIKIのお三方と大阪に行った折り
やっとご多忙な瀬戸さんをつかまえて、ほんの少しですが共演することができました
そしてそれを下敷きに今回のFreylekh Jamboree関東ツアーに合わせての
瀬戸さんとの共演がやっと叶ったのです!
あまりの嬉しさに力む反面、最近の自分の活動はかなりアラブ
(古典にしろベリーダンスにしろ)に傾倒しており
ゴキゲンジプシー音楽!!のノリをいったいどのぐらい出せたか・・・
しかしながらかなりの手応えを感じることができたので
今後 なんとか企画を立ち上げて コンスタントにこのメンバーで共演したいと思います
ひさしぶりにジプシー音楽に燃えました!!

2005.2.18
私はダルブッカを叩きます というのは「そりゃそう」ですが
のみならず、状況に応じて他のアラブの打楽器
レクやフレームドラムも叩きもします、が
私はまちがいなく「ダルブッカ専門家」です
でもこう名乗れるようになったのもついここのところなんです・・・
パーカッショニストと名乗って活動する方はマルチに楽器を操れ方が圧倒的に多く
最近までは自分もそういうスタンスに憧れていろいろやりたがったし
「ダルブッカしか叩けない」のはミュージシャンとして
スキルがないのか、と思っていた時期もありました
けれど、ピアノやギター、バイオリンなどなど
その専門家がいるのがあたりまえの世の中で
ダルブッカの専門家って言ったっていいじゃないか!と思い至り
(現にアラブ諸国ではプロのダルブッカ専門家というのが当然存在)
同時にダルブッカの新たな難しさに気が付きだして
実際他に手をだすどころではなくなってしまいました
ダルブッカの難しさは、特有のリズムの楽譜に表せないノリ、曲によるフレージング
音色の使い分け・・と、手がなめらかに動くようになった後のことが重要で、
結局は・・音楽理解なんだなと気が付いてから
むしろ誇りを持って専門家と名乗れるように努力することが
音楽家としてスロースタータな自分の取るべき道なんだなと思っているところです

2005.2.11
1ヶ月も放置してしまいました
昨年くらいからアラブ物にしてもトルコ物にしても、トラッド回帰気分というか
正統派古典的演奏の音源ばかり聴いていて、演奏の方向性もそちら方面でした
しばらくぶりにトルコのギタリスト「Erkan Ogur(gの上にv)」を聴いてみました
多分ほぼクラシックギターの手法(だと思う)で演奏していて
音楽の感じは上品なギタージャズというか・・・けど今の私には新鮮!
トルコ民謡の歌手やトラディショナルな打楽器との共演なども
「やりすぎ感」のない絶妙なテンション、個性的なセッションになってます
ああ・・・こういう音楽やりたいんだよなあ・・という気持ちがまた胸に
・・けど実際はまだしばらくトラッド路線で行きますよ!
もっと深く自分の好きでやっている音楽のフトコロに飛び込んで何か見つけたら
そこから飛び出していく時に、より世界が広がる・・・!と思ってます

2005.1.6
ところで突然ですが
当サイトのウェブマスターKyoko嬢について多少紹介しておかねば
私の周りには「きょうこ」さんは数人いて、実は近しい友人も
別な「きょうこ」さんがこのサイトを作成したとずっと思っていたそうな・・・
誤解を解く、という意味ではないのですが、ぜひご紹介したい素敵な方なのです
彼女との出会いは一昨年のイスタンブールにて(あら、ロマンチック)
偶然が重なってのご縁でしたが初対面ながら意気投合!
彼女は英語が大変ご堪能なのですが、それ以上にコミュニケーション能力が素晴らしい
はっきり言ってトルコの旅の前半は彼女のおかげで何倍にも楽しくなったのでした
帰国後もとても仲良くしていただき、こんなにお世話になり今に至ります
ユニークかつしっかりした考えを持っておられ、大変な才女であり
生き方が柔軟でファッショナブル!な方です
彼女の個人サイトlevha.netにリンクしておりますので、よろしかったらご覧下さい
きょうこちゃんこれからもよろしく!

2005.1.4
明けましておめでとうございます!
と言ってもとうに三が日を過ぎてしまい、巷も通常営業モードになりつつありますね
本日はベリーダンス教室からの長い付き合いである良い友人お二方とプチ新年会でした
今では一人はその教室のベテランであり、一人は異なる舞踊で更なる精進の道を歩み
私はダンスと関係は切れてはいないものの、音楽の道を行っているわけですが
今でも同じ言葉で語り合える貴重な(しかも大変尊敬できる)友人達です
今日のよもやま話で思ったことは・・・・・
自分にとって必要なことを自分で気づくことが、いかに難しいということを今さらながら!
むしろ自分にとって必要だったり欲しいものは、見たくはない部分の向こう側にあるのが
常だったりするのかなあ・・とは、落ち着いた今思うことです
が、なにしろ、お二人に会うと自身をまた眺める機会でもあるゆえ
考えることがバクハツして、しゃべりに歯止めがきかなくなっていた先ほどの席
辛抱して聞いてくださったお二方ありがとうございました!(お二人とも大人なのです)

2004.12.23
最近今さらながら”マカーム”の勉強をしています
パーカッション奏者はさほど習熟してなくても問題ないように見えながら
表現の面で今よりいい演奏をしようと思うとやっぱり避けて通れない!
ちなみに勉強の方法は「ひたすら想像」して尋ねる、です!
今誰に尋ねなくてもわかるのはごくわずか・・・
もちろんアラブ古典曲には最初からマカームが明記されているものがあり
そういうのを数多く聴くことも勉強になりますが・・・
でもマカーム表記のない曲あるいはタクシームでわかるようになるには
ひたすら「それぞれのマカームらしい演奏」を沢山聴くしかありません
日本にいながらじゃあ、録音物に頼らざるを得ないんですよね
しかもマカームは理論的な体系があるようでありながら
細部が非常に流動的で、システマチックにはいかないから大変!

2004.12.16
悩んでおります
何年かかけて、いろんなアラブ・中近東のリズムを学んできたつもりだったのが
今、とあるサイトでの各リズム説明の記述を読みながら
正しいと思う記述が本当に正しいのか、間違ってると思うものは、じゃあ正しく説明できるのか
・・・となると、まだまだ私のなかで曖昧な部分が非常に多いことを思い知りました
じたばたしたくなりましたが、ネットなどで文献を見てもこればっかりは調べられません
(アラビア語はできないし)
長年の日本での誤解、疑問が、現地に赴いただけで明るくなることがあるんだろうな・・・・
目下の夢はエジプトに行ってとっぷり現地の音楽に浸かることであります

2004.12.11
トルコで音楽を勉強してきた友人夫妻と久しぶりにゆっくりと話をしました
先日帰国後初のライブを拝見して、本当に彼らが素晴らしくなって帰ってきたことは
それだけでも十分にわかっていたのですが
曲を2,3一緒にやってみて、最後に一緒に共演した2年ほど前からは
本当にお互いに変わったことを実感・・・お互いの成長を喜び合いました!
やっている音楽は似ているようで実は違うところはかなり違うのですが
それぞれに自分たちのやっている音楽へのリスペクトがあれば
通じ合う道も見つかる物・・・・早速一緒に音楽をやるべくプロジェクト始動!
なるべく近いうちにこちらもお披露目できるよう
じっくり研究せねば・・・楽しみです

2004.12.4
ナセル・シャンマ&Oyoin@東京2公演も見ました
一日目はミュージシャン、客席が互いにどうコミュニケートしようか?的な
とまどいの空気が終始流れているような感じで、
その緊張感は胸が痛くなるくらいで・・・
もちろん良い演奏には違いなかったのですが、シビアーで真面目な演奏の日と見受けました
二日目、そしてこのツアーの千秋楽は一転、お客の雰囲気があきらかに変わり
皆がわくわくどきどき期待しているのが待ちの時間から伝わってきて
それをミュージシャンもキャッチしたようで、最初からノリノリ!!!
ミュージシャンの笑顔が絶えず、こちらもさらに楽しくなる演奏でした
私が見ることができた3公演の中ではダントツに生き生きした良い公演でした
(初日の長崎も、私は行けなかったのですが、同じ様に大絶賛され
大変盛り上がったそうです)
でもどの公演からも、この日本にいて、少なすぎる情報の中から
アラブ音楽を学んで演奏しようとしている人間にとっては
計り知れない多くのことを学ぶことができた得難い機会でした
この公演を実現に漕ぎ着けた全ての人に大感謝です
ここが日本と思えなくなったエピソードは打ち上げにも・・・
赤坂某所のトルコ料理屋での打ち上げは
たまたまベリーダンサー<Layla>さんが踊る日で、一同大盛り上がり!
かけ声はアラビア語と英語で飛び交い、ここエジプト??状態・・・・
私はついに調子にのって、ザガリート(あの、レレレというやつ)どころか
ダンサーさんと踊りまでやってしまいましたよ〜

2004.12.1
ナセル・シャンマ&Oyoin@広島に行ってきました
彼の今回の来日公演の中でも「ヒロシマ」という地には格別の思いがあるのが
非常にはげしい演奏と、演奏後立ち上がって深々と頭を下げる
(黙祷だったのでしょう)彼の姿を見て理解できました
が、演奏動作は表面的に激しい動きで感情をぶつけるようなものでは決してなく
深淵で考え深いもので、あと、多くの曲(全てオリジナル曲です)は優しい穏やかなもので
Oyoinの合奏もアラブ音楽の粋を存分に楽しませてくれました
本当に行ってよかったと心から思ったので、皆さんにもぜひ!と言いたかったのに
明日と明後日の東京公演はソールドアウトになってしまったそうです
私はあと二日間の公演も駆けつけますが、来年は絶対彼らを追ってエジプトに行く!!

2004.11.29
htmlをいじりつつやっと日記更新中!
まだまだ訳が分からず文章に勢いがつきませんが先日のとても素敵な経験など・・・

ただいまウード奏者ナスィール・シャンマ氏と彼の率いる楽団が来日していますが
先日内々の企画で、チュニジアのフェスティバルでも出会った彼らと
嬉しい再会をはたしました
しかもナイ奏者Hani氏がノリノリでなぜか彼らのホテルの部屋で
バイオリンのSaeed、コントラバスのSalahとセッション遊びなどすることに!!!!
素晴らしいバイオリン、包み込むコントラバス、Haniのナイの豊かな音色の中で
こんな得難い経験を日本でできるなんていうのはもう信じられないというまま
あっという間に時間が・・・空腹を忘れて胸がいっぱいって、本当にあるんですよ!
というわけでできるだけ彼らの音楽に沢山触れたいので広島の公演も行ってきます!

2004.10.25
Kyoko N女史の素晴らしい力を得て、やっとオフィシャルらしい
サイトをオープンすることができました!!大感謝です

なにかと騒がしい近頃ですし 多少の不安はありつつも
10/31〜11/13の予定でチュニジアに行ってまいります